言葉がなくても写真を見るだけで、高い芸術的センスを感じて頂けると思います。ジュエリーにおいて象牙や珊瑚、鼈甲などの素材を使って彫刻したり、エナメルを使って絵を描くことは一般的に知られている技術ですが、無機質な貴金属と宝石だけを使い絵画のように表現したジュエリーはあまり見かけません。それも、このようなほのぼのとした暖かな風景に美しさと愛情を融合させているのですから当時のジュエリー職人のキャパシティーの高さを感じます。
18Kピンクゴールド(裏側はイエローゴールド)の台に彫刻をし、35個のローズカットされたダイヤモンドと2個のルビーを散りばめた華やかなブローチです。製造された年代はヴィクトリアからアールヌーボーへと様式が移っていく過渡期、19世紀後期です。ヴィクトリア時代の特徴がまだ表情に残っています。
中央に見える【横顔】の刻印はローマ神話の(大地と農業の)女神ケレスで、1809年9月1日からパリ市で使用されているものです。
| 品 番 | 10086 | 品 名 | アールヌーボーダブルピンブローチ | 価 格 | \380,000 |
| 国 / 年 | フランス / 1890年頃 | 素 材 | ダイヤモンド & ルビー、ゴールド | サイズ | 直径 3.5 × 厚み 0.5 cm / 重さ 11.8 g |
| 状 態 | ★★★★☆ (コンディションの表示について) ピン部分も含め目立つキズや汚れ、欠けなどもなくとてもよいコンディションです。ピン部分もしっかりと固定されています。 | ||||