これは20世紀初期に中央ヨーロッパで製作されたペンダントです。詳細をご覧頂くために拡大写真を使っていますが、実際は直径2.7cm程度です。素材にはエナメルと相性の良いシルバーが使われています。その表面には異なるタイプの曲線が刻まれ、繊細な模様を呈しています。そして、その表層部には半透明の深いバイオレットブルーのエナメルが焼き付けられていて、彫りの深さや光の当たる角度によるギロッシュエナメル特有の濃淡や光沢を楽しむことができます。さて、その周囲を見るとミルグレーンで刻まれたマーキーズ型をした枠の中に大小のローズカットされたマーカサイトがセッティングされています。全体のデザインを総合的に見るとローゼットの様にも見えますが、ビックバーンの様にも見えます。さながら中央の点がブラックホール、周りに散りばめられたマーカサイトが飛び散った星のようです。どちらにしろ、広がりや発展を感じさせられる素晴らしいデザインです。作者の意図を探るのもアンティークジュエリーの楽しみですね♪
左は裏側から見た写真です。実は、このペンダントのトップ部分はロケットになっていて、右の写真のように蓋が開きます。買われた方にお知らせしますが、開け方にコツがありますので、無理にこじ開けないようにしてください(笑)。大切な方の写真や思い出の押し花などを入れて身に着けておきたいロマンチックな女性にぴったりの美しいロケットペンダントです。
右の写真はペンダントトップとネックレスの接点にあたる部分です。花弁が3つのゴシックアーチとマーカサイトで表現されています。その3つの花弁の先端にも丁寧にギロッシュエナメル加工されたスティック(三角柱)が並んでいて胸元上部を華やかに見せてくれます。次にその全体の写真と詳細をご覧下さい。
| 品 番 | 10259 | 品 名 | ギロッシュエナメルロケットペンダント | 価 格 | ---------- |
| 国 / 年 | 中央ヨーロッパ / 20世紀初期 | 素 材 | シルバー&ギロッシュエナメル | サイズ | 直径2.7 cm, チェーンの長さ 45cm, 重さ 12.7 g |
| 状 態 | ★★★★☆ (コンディションの表示について) 目立つキズや汚れ、欠けなどもなくとてもよいコンディションです。 | ||||